最近Xで発信をはじめてプロフィール欄にTOEICの点数を書いたので、少し古い情報にはなりますが、自己ベストのTOEIC 915点を取るまでにやったことを紹介します。既に世の中にはTOEICの素晴らしい学習方法が溢れていますが、一つの経験談として少しでも参考になりましたら幸いです。
TOEIC点数アップの道のり
わたしがTOEICの勉強を一番頑張っていたのは大学時代です。大学入学時は600点台ぐらいだったと思いますが、卒業前に(IPですが)900点を超えることができました。
(個人情報を隠すのにちょうどいい大きさだったので、この後ご紹介する本で一部隠してます。)
その後就職し、会社でTOEICを受けなければならないタイミングがあり、そのときに(IPですが)自己ベストが出ました。
わたしの場合はリスニングの点数が先に上がり、その後でリーディングが少しずつ上がっていきました。2017年以降もTOEICを何回か受けましたが、だいたい900点前後を反復横跳びしています。それでは、これからわたしがやったことを紹介していきます。
リスニングはNHKラジオ英会話
大学の一人暮らし時代のときに、少し早起きして毎朝聴いていたのが「NHKラジオ英会話」です。
英語のスピードがゆっくりで聞き取りやすく、もちろん日本語での充実した説明もあり、内容もストーリー形式で飽きが来ないものになっているので、毎日飽きずに続けることできました。
わたしが聴いていたころは、遠山顕さん、Katieさん、Jeffさんが出演されていて、ストーリーに頻繁に出てくる喋るプーキー(犬)のことは、なぜか今でも覚えています。(今はメインキャストの方が大西泰斗さんに変わっているようです。)
リスニングの点数は一夜漬けで伸ばすことは難しいですが、毎日少しずつでもコツコツ続けていくことで、どんどん伸びていきます。
「英語の勉強」とは思わずに「娯楽」として、自分が楽しみながら続けられる英語コンテンツを見つけることが、リスニング力向上の近道になると思います。
文法トレーニングは1日1分レッスン本
大学時代の朝活で、もう一つ毎朝やっていたことがあります。中村澄子先生の本「1日1分シリーズ」を数問ずつやることです。
一問一答形式の内容となっていて、毎朝少しずつTOEICに特化した文法やリーディングの勉強をすることができます。
わたしはこのシリーズのファンになり、写真のようにたくさん買い集めましたが、シリーズの中でも繰り返し読んでボロボロになったのが、最初に買った一番右の「1日1分レッスン!新TOEIC Test」です。5周ぐらい読んだと思います。
たくさんの対策本を1回ずつ読むのも良いと思いますが、わたしの場合は、同じ本を何度も繰り返し読むことで文法を定着させることができました。「2周目では忘れていても、3周目では覚えている。」という具合です。
問題集をたくさん買うとお金もかかるので、是非、質の高い問題集を何度も繰り返しやることを試してみてください。
公式問題集は効果あり?
最後に、TOEIC学習の王道「TOEIC公式問題集」です。わたしが大学時代にいた研究室は少し特殊で「TOEICゼミ」なる勉強会があり、毎月少しずつ公式問題集を解いていました。TOEIC本番ではないので、リスニングで聴き取れないところは、聴き取れるまで何度も繰り返し聴いたり、文法でわからないところは答えがわかるまで調べたりしていました。
TOEICは、ある時期から問題の形式が変わることもあり、最新のテスト形式に慣れるという意味でも最新の公式問題集を解くことは効果的だと思います。ただ、個人的には公式問題集を使った勉強は楽しくないし、毎日やるにも根気が必要になるため、お勧めとは言えません。公式問題集は、TOEIC本番前だけやるようにしておいて、普段は楽しみながら英語に触れ続けるのがお勧めです。
何のために英語を勉強するか
さらにTOEICの点数をアップさせるにはリーディングを伸ばす必要がありますが、正直、わたしは今までリーディングで最後まで辿り着いたことがありません。
リーディングですべての文章を読んでいるから時間が足りないのですが、スキニングやスキャニングのスキルを身につけることが目的ではなく、英語を話せるようになることが目的なので、大学を卒業してからは、実際のコミュニケーションのためのアウトプットの練習に切り替えました。
新卒から4年間AEON英会話教室に通ったり、最近は会社の制度なども利用して、Bizmatesオンライン英会話をしたりしています。
TOEICの点数でさらに上を目指すことは素晴らしいことですが、もしコミュニケーションスキルを磨くためのオンライン英会話にも興味がありましたら、Bizmatesをチェックしてみてください。いつかブログでも実際の体験談を書いてみたいと思います。